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栄養療法カウンセラー
岸正浩

≪ プロフィール ≫

食品添加物について

食品添加物と分子栄養学

亜硝酸ナトリウムについて

食品添加物の亜硝酸ナトリウムについてです。亜硝酸ナトリウムは、明太子やたらこ、ハム、ソーセージなどに使用される発色剤です。酸化して黒ずむのを防ぎ、鮮やかなピンク色を保つ働きをします。コンビニの明太子おにぎりやたらこおにぎり、ソーセージパンなどに添加されていて、よく見かける添加物です。

副腎ストレス検査一回目

ボツリヌス菌の繁殖を防ぐような働きもありますので、亜硝酸ナトリウムが添加されていないハムやソーセージは「要加熱」の表示があるものもあります。害としては、発がん性が問題視されていて、豚肉などが持つアミンと結合して、ニトロソアミン類という発がん性物質に変性します。亜硝酸ナトリウムの毒性は非常に強く、ヒト致死量は0.18~2.5gです。これは猛毒として知られる青酸カリの致死量0.15gとそれほど変わらないことになります。そのため、厚生省では添加できる量を厳しく制限しているのですが、そんな毒性が強いものを少量とはいえ食品に混ぜて良いものか専門家の間でも多く議論があるようです。

分子栄養学では「摂らせること」を重視している

さて、私の主張は、これまでの分子栄養学や栄養療法は、どうしても「摂ること」に主眼をおいているように思えます。それは、多くの医師が「摂らせること」を前提とした診療をしているからです。なぜならサプリメントで利益を上げなければ、病院の経営が回らないからです。

しかし、そもそも分子栄養学の一番大切な考え方は、ヒトは60兆個もの細胞で構成されてて、細胞の一つひとつのアンバランスが病気を招くということです。ということは、当然ながら、栄養素を摂ることはもちろん重要なのですが、毒性のあるものを体内に入れず、細胞のバランスを保つ必要があります。今は飽食の時代ですから、「摂らない」ことの方を重視した方が良いかもしれません。

いま日本では3人に1人がガンで死亡し、二人に一人はガンになると言われています。がんの原因は、放射線、ウイルス、化学物質であることがわかっているようです。それらが細胞の遺伝子を突然変異させ、その結果として正常細胞が癌化してしまうのです。中でも化学物質は食品添加物とともに無意識でいると大量に体の中に入ってきてしまいます。ガン患者が増えている原因は、多くは食品添加物の影響だと思います。

合成甘味料の摂取と糖質制限のあべこべ

糖質制限が体に良いと取り組んでおられる方が増えています。そんな中であべこべになっている現象があるようです。それは何か?・・・合成甘味料です。糖質制限など健康志向の高まりに乗じて、各食料品メーカーからは、糖質ゼロ、カロリーゼロを謳ったダイエット食品がどんどん開発されています。清涼飲料水やガム、お菓子、パンなどですが、パッケージには、「消費者庁許可(特定保健用食品)」などと書かれていたりします。

副腎ストレス検査一回目

ところが、そこで使用されている合成甘味料の危険性に注意する必要があります。ここで特に健康被害が懸念されている合成甘味料3つを紹介したいと思います。

アスパムテール

一つ目のアスパムテールは、清涼飲料、ガム、あめ、ゼリー、チョコレートなどに使われています。アスパムテールは、アミノ酸のL-ファニルアラニンとアスパラギン酸、それに劇物のメチルアルコールを結合させたものです。アメリカのサール社が1965年に開発したもので、アメリカ、フランス、カナダなどで使用が認められていました。そして、アメリカ政府の強い要望によって、日本でも1983年に使用が認可されました。

アスパムテールは体内でメチルアルコールを分解します。メチルアルコールは劇物で、失明や大量摂取で死亡にも繋がると言われています。また、さまざまな研究データから、脳腫瘍、白血病、リンパ腫を起こすと警告されています。

スクラロース

二つ目のスクラロースは有機塩素化合物の一種で、有機塩素化合物は、毒性の強いものが非常に多いと言われています。猛毒のダイオキシンなど有機塩素化合物はすべて毒性物質といっても過言ではありません。スクラロースにダイオキシンほどの毒性があるわけではないですが、それでも有機塩素化合物の一種であり、動物実験でも危険を示す結果が出ています。ラットによる実験では、脾臓と胸腺のリンパ組織に萎縮が認められたそうです。これは免疫に悪影響があるということです。そのほかの動物実験では、下痢、死亡、流産、脳への影響が見られたとのことです。

アセスルファムK

そして三つ目アセスルファムKは多くの菓子類や清涼飲料水に使われています。動物実験で免疫力の低下、肝臓障害が見られたとのことです。

これら3つの合成甘味料の共通点は、自然界に存在しない人工的な化学合成物質、消化酵素によって分解されない、腸からそのまま吸収され、肝臓を通過して体内を巡って腎臓に達することだそうです。聞いただけで恐ろしいですね。おそらく、長期間の摂取で、肝臓や腎臓に何らかのダメージがあると思われますし、細胞一つひとつに影響して、癌に繋がる恐れもあると思います。

合成甘味料の認可にアメリカとの関係あり

これらの合成甘味料は、厚生省により「安全性に問題はない」と使用を認可されているため、合法的に多くの食品に使われています。この認可には、アメリカとの関係を良好に保つための、政治的な背景があります。いずれの合成甘味料も、アメリカでは合法→日本でも認可という流れがあるようです。アメリカはご存じの通り、糖質過多による肥満の増加で、合成甘味料の開発が進んでいます。今後、TPPに参加するようなことがあれば、ますますこのような食品添加物は増えるかもしれません。

消費者が安全を担保できない

また、日本のメーカーとしてもゼロカロリーをうたえるので、その使用を後押しします。ダイエット食品として消費者にアピールできるからです。しかし、その安全性は人間で確認されたものではありません。動物実験で調べられただけです。しかも、その動物実験では安全性を疑われる実験結果もあります。

極めつけは、糖質制限を推奨する医師や専門家が、合成甘味料を使用したお菓子や清涼飲料を推薦しているような場面も見受けられます。純粋に健康維持のために推薦している場合と、商売の匂いを感じるときと両方ありますが、いずれにしても日本メーカーと政治的メリット、医師や専門家の推薦が相まって、消費者が安全を担保できない状況があります。

消費者は、見識をもってこれらの合成甘味料は、できるだけ摂らないようにするのが懸命といえます。糖質を減らして糖尿病を予防しても、合成甘味料を摂取したことによって別の病気になっては意味がありません。摂るとしても、リスクを踏まえた上で少量に抑えるべきです。あべこべになってはならないのです。

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