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栄養療法カウンセラー
岸正浩

≪ プロフィール ≫

ご自身の哲学について

ご自身の哲学、症状は血液検査の結果に優先する

私がお世話になっているドクターが仰っていることで、「今後の栄養療法においては、自分の哲学と自分の持つ症状は血液検査の結果に優先する」というものがあります。どういうことか、最初は意図するところを理解できなかったのですが、勉強を重ねていくうちにわかってきたので私なりの解釈を説明します。

これまでの医療はお医者さまの言うことは絶対でした

これまでの医療というのは、医師の存在は絶対的で、医師が「ガンです。抗がん剤で治しましょう」と言えば、患者はそれに従ってきました。精神科による問診だけの診療で、「あなたは○○という精神病です。良くなるまで薬を飲んでください」と言われ、患者はそれに従ってきました。栄養療法のクリニックでも、「血液検査でタンパク質不足と出ています。改善するまでプロテインを飲んでください」となります。

医師の処方どおりにしても良くならない

ですが、どうでしょう?その通りにして症状が治まるでしょうか?ガンが治癒するでしょうか?私の知っているところでは、そんなことは稀なように思えます。サプリメントを摂っても良くならない人、結構いるようです。特に精神疾患や不定愁訴の分野では、私自身、精神科も心療内科も通ったことがありますが、ほとんど改善の傾向が見られませんでした。薬を多く飲めば、離脱症状に苦しむことを想像して、深くは踏み込めませんでした。

栄養療法でも、ただサプリメントを摂るだけでは対症療法になってしまう可能性があります。根本は治していませんから、サプリメントや薬の処方をやめて、元通りの生活習慣に戻れば、症状は再発するように思われます。一番考えなくてはならない問題は、なぜ栄養不足になってしまったか?ではないでしょうか。

ガンの分野では抗がん剤治療は、副作用こそが主作用などと言われ、逆に命を縮めているとも言われています。ひと昔前によく言われた「余命○ヶ月」というのはほとんどあてにならないと言われるようになりました。多くの専門家がそれを指摘しています。そんな書籍ばかりが書店では並んでいますね。『大往生したけりゃ医療とかかわるな』とか『医者に殺されない47の心得』とか。本当によく見かけます。逆に『医者の私ががんを消した食事法』などの書籍が並ぶようになりました。精神科医は製薬会社の営業マンなどと揶揄され、薬害で再起不能に近い状態まで追い込まれた患者も数知れずです。大問題です。

薬を処方して収益を上げる構造上の問題がある

では、なぜそんなことが起こっているのでしょうか?それは、製薬会社や医療業界が、患者の不安をあおり、薬や治療を販売して利益を上げているシステムがあるからです。もちろん、薬や治療は必要だし有効な患者は確実にいると思います。だからこそ問題にはなりません。しかし、それらが必要なレベルは人によって違います。重症患者もいれば、軽度な患者もいるということです。「少しだけ薬が必要、有効かもしれない」という患者に対しても、医師は商売上、それを薦めることになります。利潤をあげて病院を経営するためです。その裏には製薬会社もいます。

同じように、栄養療法のクリニックでも、少しの食生活指導で栄養不足が解消する場合でも、利益を上げるためにサプリメントを処方する場合があると考えられます。血液検査があるだけ、問診だけの精神科などよりまともとは思いますが、実は患者はその血液検査の見方を知りません。これがシステムです。

米国の市場原理主義

米国などではそのシステムがもっと異常で、市場原理主義が行き届き過ぎていて、医療さえも完全にビジネスで回っています。患者は完全に「食い物」になっているような状況があるようです。日本のように国民皆保険制度がありませんから、患者と医師の間に政府ではなく、医療保険業界というビジネスが存在しています。そのため医療費がバカ高いものですから、貧困層では数百万人の子供たちが治療しないままの虫歯を持っていて、歯がすっかり抜け落ちてしまっている子供も少なくないとか。

過度の競争にさらされて、アメリカ国民は健康を害すること=社会生活を送れなくなるというリスクにさらされています。ただ、これのおかげで健康向上を目的とした医療が数段日本より発展している背景がある訳ですが。

患者は勉強する必要がある

さて、このようなシステムであるがゆえに、医師の善意に委ねるしかないような状況ですが、善意などあまりあてになりません。よほど志の高い医者でない限り、目先の利益を追ってしまう可能性があります。やはり背景にあるシステムが重要で、これにメスを入れることが一番有効だと思います。ですが、一般の患者がこれを変えるのは無理です。ですので、勉強して知識を得て、医師や医療を上手に利用していく必要がある訳です。患者は無知でいると、言い方は悪いですが「カモ」になってしまう危険性があります。上記のような本を立ち読みしている中で、「少しの体調不良でも、まずは病院へ、という常識を持っている人は病院にとっていいカモだ」という表現が見られました。

自然治癒力の偉大さを理解するべき

このことをきちんと理解するためには、人体の自然治癒力の偉大さをある程度理解する必要があると思います。これはイメージレベルでよいです。人間の恒常性を保つ仕組みは、ものすごく複雑で宇宙が広がっているようなもので、それを自在に操れるほど医学は発展していないのです。もちろん、わかっていることも数多くありますが、分かっていないことの方が圧倒的に多いといわれています。

それなのに、多少の風邪で病院へ行く、などというのは、人間の自然治癒力を知らない証拠だと思います。自然治癒力は超偉大なのです。ですので、これを高める努力が最も必要です。サプリメントや薬のレベルではありません。そして、自然治癒力の基本は食事です。

治療を自分で選択しているかが重要

さて、少し話がそれましたが、以上のような理由から、患者はある程度の知識を持って自分の健康問題に取り組む必要がありますし、インターネットの普及と分子栄養医学の発展でますます加速度的にそういう時代になっていくと思います。栄養療法においては、血液検査の結果だけに振り回されず、ご自身の持つ症状、ご自身の考え方と照らして治療を選択していくべきです。サプリメントを否定している訳ではありません。それを自分で選択しているかが重要です。そのためには、勉強が必要だということです。このサイトを少しでもご参考にして頂ければさいわいです。

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